おすすめ度 ★★★★
アマミチューの墓は浜比嘉島の浜比嘉大橋から突き当たりを左折、東方海岸の海に突き出たアマジンと呼ばれる小島にある。
以前は干潮時だけ歩いて渡れたらしいが、現在はコンクリートで通路が補強され、海が大きく荒れているとき以外は歩いていく事が出来る。
アマジンにある階段を上ると、アマミチューとシルミチューの墓がある。
墓は洞穴を囲い、岩石を利用して造られており、現在も参拝に来る人が多く常に線香が供えられた跡が絶えない。
地元では琉球開びゃく伝説で有名なアマミチュー、シルミチューの男女二神および他の神が祀られていると伝えられている。
アマミチューとは、有名な女性の神様。琉球人の先祖と言われている。
毎年、年頭拝みには宇比嘉のノロ(祝女)が中心となって島の人々多数が参加して、豊穣・無病息災・子孫繁昌を祈願している。
また、古くから各地からの参拝者が絶えない、信仰圏の広い貴重な霊場である。
撮影地 沖縄 浜比嘉島