おすすめ度 ★★★★★
沖縄のリゾート地、恩納村から車の移動時間5分でうるま市石川の鍾乳洞、秘境「ぬちしぬじガマ」。ぬちしぬじガマは数万年の歴史を持つ、全長約200Mの鍾乳洞で自然の神秘を感じる沖縄中部で最も神聖なパワースポット。パワースポットでワクワク、ドキドキの洞窟探検を楽しむことが出来る。戦時中に約300人の人々が、この「ぬちしぬじガマ」に逃げ込み、1人の犠牲者もなく生還し、ガマ(洞窟)のなかで赤ちゃんまで産まれたと知られるとても縁起の良いパワースポットでもある。
全長約200Mの鍾乳洞のなかへ足を一歩踏み入れると、そこには非日常の世界が広がっている。コウモリやテナガエビなど洞窟内で生息する生き物達と出会いながら懐中電灯をたよりに洞窟の奥へ進む。最初の数十メートルはとてもこのガマのなかに多くの人々が入ったとは思えないせまい通路がしばらく続く。足元にはマイナスイオンが溢れるきれいな泉が流れている。ひざぐらいの水深があるとこもあるので、短パンに裸足などの軽装がおすすめ。靴はクロックスなど良い。奥へ進むと自然とは思えないキラキラと宝石のように輝く神秘的な鍾乳石がいくつもある。
ぬちしぬじガマのメインスポットは奥の広場にある紅白に輝く巨大な鍾乳石。その色彩、輝きはとても自然の造形物とは思えない美しさ。鍾乳石は1年に数ミリ単位で成長すると言われ、長い年月をかけて成長する。又、19時からのライトアップにあわせて幻想的な鍾乳洞を探検するドキドキのナイトウォッチングもおすすめ。
ぬち(命)しぬじガマの由来
昔からの言い伝えでは、今帰仁の戦いで敗れた王子が泉の湧くガマに隠れていた。洗濯にきた女性にご飯を恵まれ、命をつなぐことができた。2人は結婚し後に伊波城主になった。それ以来この自然豪を「命しぬじガマ」とよぶようになった。沖縄の方言では、命=ぬち、しのぐ=しぬじ、洞窟=ガマという意味。
※注意
ぬちしぬじガマは観光ガイドブックなどで宣伝されていない、地元の人々に言い伝えられているローカル的な秘境スポットです。危険な場所や立ち入り禁止の場所が多数あります。ガイドなしの単独の来訪は危険が伴います。必ずガイド付きのツアーにお申し込み下さい。
沖縄最北端の辺戸岬にはダイビングで行くことができる宜名真鍾乳洞があります。詳細は以下のページをご覧ください。