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観光の穴場スポット 福州園 中国式庭園

福州園 中国式庭園

おすすめ度 ★★★★

福州園(ふくしゅうえん)は那覇市久米にある中国式庭園。
那覇市の市制70周年および福州市との友好都市締結10周年の記念事業して建設され、1992年9月に開園。
福州市と歴史的つながりの深い当地久米村に、設計から施工まで福州市の職人により、福州市の資材を使用して建設された。

園内の主な建造物は、三山(千山、烏山、屏山)、二塔(白塔、烏塔)、一流(ミン江)など、福州を代表する風景を模したもの。

この場所のことはほとんどの観光ガイドにも載っていない。

福州園 中国式庭園

今から600数十年前に琉球は当時の中国・明と交易を始めた。琉球が貢品を納め、明はその何十倍もの下賜品を返す。
この交易は多くの場合、冊封とともに行われるため、この二国間の関係を冊封体制ともいう。
この制度により琉球は、他国の脅威を知らない日本の本土よりも早く国際社会に身を置いていた。

そんな関係の中、明からの下賜されたものの中に、福州の特殊な技能を持った人々が含まれていた。「びん(福建)人三十六姓」と言われる人々。
三十六姓というのは、三十六家族が渡ってきたという説もあるが、中国の数が多いということ形容であるとも言われている。

彼らは当時「浮島」と呼ばれた場所に「久米村」を築き、彼らの技術は、早い時期から琉球王朝から重宝された。
彼らのほとんどは船舶関係の特殊技術をもった人々だった。その特殊技能は、特に中国との交易で活かされ、久米村の人々は、渡来後の数百年に渡って琉球王朝の重役を務めた。
中には、蔡温などの名宰相も出ており、久米村の人たちは、琉球の発展に大きく関わっていた。

「福州園」は、久米村の福州の人々が築いてきた歴史、琉球と中国の友好的な関係のシンボルといえる。

開園日 1992年9月
面積 8,500平方メートル
開園時間 9:00~18:00
休園日 毎週水曜(水曜が年末年始休暇、祝祭日にあたるときは翌日休園)
料金 無料
所在地 沖縄県那覇市久米2-39

撮影地 沖縄本島 那覇市

株式会社 ワールドダイビング空 良太郎
北海道小樽市生まれの札幌育ち、24歳の時にはじめて沖縄に移住。沖縄の中心地、那覇に住みはじめ、スキューバダイビングと出会う。その後、ダイビングの魅力に惹かれ、ダイビングインストラクターになり、水中ガイドとしてサイパン島やタイのサムイ島で活動する。

沖縄本島中部の恩納村で株式会社ワールドダイビングを設立。水中撮影のテクニックや撮影方法のご案内もしております。

現在は沖縄移住トータル年数、約15年以上。
写真撮影をしながら、のんびり沖縄を楽しんでます。