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恩納村のビーチでは毎年、6月ごろにウミガメの産卵がみられる。
産卵後は地元のウミガメ愛護会が木の枝などで柵をつくり、保護してくれる。
このビーチでも10箇所ほどの産卵場所がある。
繁殖期に入ると、ウミガメは産卵場沖の瀬や岩礁に集まり、交尾の相手を探す。
雌は何匹かの雄と交尾し、夜になると産卵のため砂浜に上陸。砂浜に穴を掘り、通常1回の産卵につき100個以上もの卵を産み、夜明けまでに再び海へと戻って行く。
ウミガメのふ化予定は産卵日から計算して60日目もしくは70日目。
孵化した子ガメは日が暮れて夜になると一斉に砂をかき分け地上に出てくる。わずか6cm程の小さな体で脚をパタパタと動かし、大急ぎで波打ち際を目指す。しかし、成体になるまで生き残ることができるのは、数千匹のうち、たった1匹だけと言われている。
恩納村のこのビーチではウミガメの放流を体験するために地元の子供たちが集まる。
子供たちの貴重な夏休みの体験になっている。
ウミガメ 孵化予定日 2013年 8月15日、23日、25日 9月2日
撮影地 沖縄 恩納村 シークレットビーチ