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那覇より国道329号・331号を東に向け約50分。
知念半島の南城市(旧知念村)にある斎場御嶽は琉球の始祖「アマミキヨ」が造ったとされ、15世紀-16世紀の琉球王国・尚真王時代の七御嶽の一つで琉球最高の聖地といわれるパワースポット。
斎場御嶽(せーふぁうたき/サイハノうたき)の「せーふぁ」は「最高位」を意味し、「斎場御嶽」は「最高の御嶽」との意味で、正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」という。
敷地内には拝所がいくつもあり、3つの拝所が集中する最奥部の三庫理(さんぐーい)には「チョウノハナ(京のはな)」という最も格の高い拝所があり、クバの木を伝って琉球の創世神であるアマミクが降臨するとされる。
三庫理(さんぐーい)からは、琉球の創世神アマミキヨが天からこの島に降りてきて国づくりを始めたという、琉球神話聖地の久高島を遥拝することができる。
斎場御嶽(せいふぁうたき)は、この久高島に巡礼する国王が立ち寄った御嶽であり、久高島からの霊力(セジ)を最も集める場所と考えられていた。
2000年11月、首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
また、国の史跡、沖縄県指定名勝にも指定されており、御嶽内で出土した陶磁器と勾玉などは国の重要文化財(考古資料)に指定されている。
住所 南城市知念字久手堅
入館料 大人200円(高校生以上)小人100円(小・中学生)団体150円(20名以上)
開館時間 9:00~18:00 ※入館は17:30まで
定休日 12月29日~1月3日
撮影地 沖縄本島 南城市