伊計島

犬名河(インナガー)湧き水

犬名河(インナガー)

おすすめ度 ★★★

犬名河(インナガー)は平成7年6月14日に記念物 (名勝)に指定された水が湧き出ている泉。

伊計大橋を渡り、伊計ビーチを通り過ぎて奥へ進むとサトウキビ畑が一面に広がり犬名河(インナガー)の案内板が見えてくる。案内板の通りに進むと、石碑が見えてくる。

石碑の脇には、かなり急な勾配の階段があり降りていくことはできるが、足元が悪いので注意が必要。下まで降りるとブロック塀に囲まれている犬名河(インナガー)がある。

泉の横には火の神(ヒヌカン)様も祀ってある。

犬名河(インナガー)

記念碑より

「犬名河」は、伊計部落より北西約1粁の処から更に急勾配の石段を百五十段も下りた崖下の海岸近くにある。
今から数百年も昔、農夫が畑仕事をしていると、犬がずぶぬれになって身震いしながら海岸から上がって来る。
不思議に思って従いて行くと犬が湧き出る泉で水遊びをしていたという。爾来「犬名河」と呼ばれ伊計島唯一の水源地として人々の生活を支えて来た。(中略)    
戦後、米国沿岸警備隊の駐留に伴い揚水機の増力、貯水タンクの増設、水源地の拡張等により「犬名河」の水事情は更に改善された。(中略)
時代は移り昭和57年4月伊計大橋の開通と共に上下水道が導入されることとなって「犬名河」の住民に対する生活用水としての使命は終焉を告げることに至った。(後略)

撮影地 沖縄県 うるま市 伊計島

株式会社 ワールドダイビング空 良太郎
北海道小樽市生まれの札幌育ち、24歳の時にはじめて沖縄に移住。沖縄の中心地、那覇に住みはじめ、スキューバダイビングと出会う。その後、ダイビングの魅力に惹かれ、ダイビングインストラクターになり、水中ガイドとしてサイパン島やタイのサムイ島で活動する。

沖縄本島中部の恩納村で株式会社ワールドダイビングを設立。水中撮影のテクニックや撮影方法のご案内もしております。

現在は沖縄移住トータル年数、約15年以上。
写真撮影をしながら、のんびり沖縄を楽しんでます。