伊江島

ニャティヤ洞・千人洞 伊江島

ニャティヤ洞 千人洞

おすすめ度 ★★★★

伊江港から西へ車で約10分ほど。
伊江島の南側、海沿いの断崖にある観光名所のニャティヤ洞。
パワースポットとしても名高い場所で聖域のためキャンプなどは禁止されている。

別名、千人洞(せんにんかま)とも言われ、戦時中に多くの住民の防空壕として利用され、その大きさから呼ばれている。

石碑の脇に車を数台止めれる駐車スペースがあり、海側に階段を下りていくと洞窟がある。

洞のなかは広く、薄暗いので、足元には注意が必要。

ニャティヤ洞 千人洞

洞の中央付近にはビジル石と言われる霊石が説明の碑と共に置かれている。
ヒジル石は持ち上げて軽いと感じれば女の子、重いと感じれば男の子と言い伝えられている。

洞を奥側まで進むと抜け道もあり、伊江島のきれいな海を眺めることもできる。

又、伊江島は戦時中に激しいアメリカ軍との戦いの末、日本軍はほとんど全滅した。
住民は洞窟や壕に避難したが、日本軍による強制自決、米軍による攻撃により1500人以上の方々が犠牲になった。

ニャティヤ洞・千人洞でもたくさんの人達の命が奪われ、洞内にもいくつかの慰霊碑がある。

村の人達は聖域・拝所としている場所なので、観光目的で訪れる場合も敬意を忘れないでほしい場所だと思う。

撮影地 伊江村 ニャティヤ洞内

株式会社 ワールドダイビング空 良太郎
北海道小樽市生まれの札幌育ち、24歳の時にはじめて沖縄に移住。沖縄の中心地、那覇に住みはじめ、スキューバダイビングと出会う。その後、ダイビングの魅力に惹かれ、ダイビングインストラクターになり、水中ガイドとしてサイパン島やタイのサムイ島で活動する。

沖縄本島中部の恩納村で株式会社ワールドダイビングを設立。水中撮影のテクニックや撮影方法のご案内もしております。

現在は沖縄移住トータル年数、約15年以上。
写真撮影をしながら、のんびり沖縄を楽しんでます。