おすすめ度 ★★★
中城城(なかぐすくじょう)は、北中城村に存在した日本の城。15世紀の琉球王国・尚泰久王代、護佐丸のグスク(城)として知られる。
首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産にも登録されている。
中城城跡は、中城村と北中城村にまたがり東北から南西にほぼ一直線に伸びた標高150m~170mの石灰岩丘陵上の縁辺部に立地する山城で、南東側は15m以上の切り立った断崖、北西側は勾配のきつい傾斜面となっているため城内に至るには正門や裏門に面している南北の丘陵尾根沿いしかなく、守りやすく攻めにくい地に築かれている。
創始は明らかではないが、14世紀後半ごろ先中城按司(さちなかぐずくあじ)が数世代にわたり南の郭、西の郭、一の郭、二の郭の主要部分を築き上げ、1440年に読谷の座喜味城から移ってきた尚巴志の家臣、護佐丸盛春によって、三の郭、北の郭が増築され現在の形が完成したようだ。
観覧時間 午前8:30分~午後5時(6月~9月 午後6時)
観覧料 大人:300円 中高校生:200円 小学生:100円
電話:098-935-5719
所在地 沖縄県中頭郡北中城村字大城503
撮影地 沖縄本島 北中城村