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伊敷浜(イシキ浜)は久高島の東海岸、ウパーマとピザ浜の中間に位置する。
久高島の五穀伝説が伝わる神聖な浜でもある。
五穀伝説は琉球国由来記で伊敷浜に五穀が入った壷が流れてきて、それから久高島、沖縄本島へと穀物が広まったとされる伝説。島の伝承によれば、流れ着いたのは壷ではなく瓢箪であり、それをアカッチュミとシマリバという名の夫婦が拾ったともいわれている。
入口にはニライカナイ(ニラーハーラー)の神・アガリウプヌシ(東大主)の御嶽、伊敷泊(イシキ泊)がある。
ここはニライカナイに面する浜として、ウプヌシガナシー(健康祈願)の祭祀がされる重要な場所であり、年始には男子一人につき伊敷浜の石を三個拾い、お守りとして家に置き、年末に浜に戻す儀式がある。
久高島の神女達がここから海の彼方のニラーハラーに向かい、祈りを捧げる。
撮影地 久高島 伊敷浜(イシキ浜)