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地頭代火の神(じとうでーひぬかん)は、浜比嘉島のほぼ中心に位置する浜中学校、浜の公民館敷地内に、コンクリート製の小祠があり、その中に火の神の依代として三個の霊石を祀った拝所。
琉球王府時代、浜には地頭代のおえか地(役地)があり、地頭代になるには先ず浜地頭を務めなければならなかったという。
「地頭代火の神」が奉安されたのはこの為とされ、貴重な歴史・民族文化財である。
なお現在の小祠には、「琉球国由来記」に記される「殿(とぅん)」(浜里主所)と合祠されている。
今でも立身出世の神として、進学、旅立ちに際し祈願する習わしになっている。
撮影地 沖縄 浜比嘉島