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琉球神話の社を散策 沖縄最初の聖地 大石林山

おすすめ度 ★★★★★

大石林山は沖縄本島の最北端に位置する辺戸岬から車で約5分ほど。
国頭村の字宜名真に属する。那覇市内や空港から車で片道約2時間30分、恩納村などの中部からも片道1時間以上の道のり。
高速道路を利用する場合は最終の許田ICで降りて国道58号線を北上する。
辺戸岬の手前、58号線沿いに看板がある。

沖縄本島の北部はやんばると呼ばれる亜熱帯の自然があふれる地域。
そのやんばるの山奥で、昔から聖なる地として伝えられてきたパワースポットの安須杜(アシムイ)の山々。
奇岩や巨石、亜熱帯の森、大パノラマなどさまざまな表情を見せる大石林山の4つの散策コースが琉球神話の杜に広がる。

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大石林山は世界最北端の熱帯カルスト地形とも知られる。
カルスト地形とは2億年前(古生代)の石灰岩が長い歳月をかけて雨水などにより侵食されてできた地形。
ドリーネの鍋池、タワーカールストの悟空岩、ピナクルの鳥帽子岩など熱帯カルスト地形のさまざまな特徴が大石林山で見られる。上の写真は悟空岩。

大石林山がある安須杜は島建ての神、アマミキヨが降り立ち沖縄最初の聖地を創ったと伝えられている。
琉球王国時代には王家の繁栄、五穀豊穣、航海安全をこの地で祈り今も四十箇所以上ある御願所(拝所)に神人の祈りが捧げられる。
2億年前の石灰岩層が隆起し長い歳月をかけて侵食された四連の岩山。
地元の古老たちは安須杜の四峰をシノクセ、アフリ、シジャラ、イヘヤと呼ぶ。
断崖絶壁や立穴の洞窟など非常に危険な場所にもつくられていることから、その信仰の深さがうかがえる。

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沖縄国定公園 大石林山

住所: 沖縄県国頭郡国頭村字宜名真1242−1
電話: 0980-41-8111

撮影地 パワースポット 大石林山

辺戸岬には昔から有名な辺戸岬ドームと呼ばれる水中鍾乳洞があります。

株式会社 ワールドダイビング空 良太郎
北海道小樽市生まれの札幌育ち、24歳の時にはじめて沖縄に移住。沖縄の中心地、那覇に住みはじめ、スキューバダイビングと出会う。その後、ダイビングの魅力に惹かれ、ダイビングインストラクターになり、水中ガイドとしてサイパン島やタイのサムイ島で活動する。

沖縄本島中部の恩納村で株式会社ワールドダイビングを設立。水中撮影のテクニックや撮影方法のご案内もしております。

現在は沖縄移住トータル年数、約15年以上。
写真撮影をしながら、のんびり沖縄を楽しんでます。